野田町ムシャハウス(5)建具を入れる

だいたいにおいて、
こんなものがほしいな、と思っていると手に入る人生。
小さな器から溢れる幸運をいただいていると、
時折、空恐ろしくもなる。
日々の中では忘れていることだけど、
時折、考えてしまう。
私には何ができるのか?
私は何をすべきなのか?

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少し曲がっていたらしい琺瑯のレールを
釘抜きのようなもので持ち上げて、
とんとんと空中で補正して、
あっという間に引き戸が設置される。
別のところから持ってきたとは思えない程、
すいすいと軽く動き、ぴったりと閉まる
職人仕事に感嘆する。

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人と人をつなぐ仕事
人とものをつなぐ仕事
ものとものをつなぐ仕事

イメージをかたちにする仕事

私の仕事でもって、
多くのお客さまに
大切なお金と時間をいただくということは
どういうことなのか、
常に忘れず、
本当によく考えなければならない。

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今の自分ができることに、全力をつくして。

野田町ムシャハウスでお待ちしております。

野田町ムシャハウス(4)電気工事など

ふつうのおうちを店舗にするには
予想外の手間とお金がかかる

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そこで、予想外に役立つ身内登場

シマシマ看板を石引店舗から移設
照明の配線、付け替え
ガス台上に換気のためのフードを設置
コンセントをあちこちに増設
赤いメニュー板を外壁に取り付ける

鬼姉は、おやつの時間も無しで働かせるのであった

石引店舗から移設したものはほかにも
壁掛け「てんとうむし」
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古い洗い貼りの板を掲示板に
好きなお店しかご案内できません、あしからず
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648は愛と勇気のしるし
移転祝いにと、名雪さんがつくってくれました
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一番気に入っているのは階段の照明
身内ではありませんがm氏が
ぐらぐらする脚立で取り付けてくれた
二階もそのうち使いこなしたい

あ、父も母もだいぶん働いてくれたんだった
私は何をしたかって
豚汁つくったくらいだけどね
ありがとうね

野田町ムシャハウス(3)玄関まわり

塗装屋h嬢の仕事はまだまだ続く

「(塗装用品の売り場にいたら) 
 あっという間に三時間経過してました」

彼女の色の調合は天才的
玄関のドアの色は、
光の加減を考慮して
うちそとで微妙に変えてある。
台所と玄関まわりの壁の色も違う。
(同じ白に見えるけど違う)
外壁の色は地色を活かして一層魅力的に。
塗った端から馴染んで、元の色を忘れてしまうから
写真で確認するとびっくりする。

この色をテーマにしたい、と私が唯一提案した色は
古い琺瑯のレールの色
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イメージをクリアに見極めることと、
イメージをかたちにできる技術をもつことは
素晴らしい才能だと思う

下駄箱を塗り替え、物販コーナーにしてもらった
手持ちのカナモノの箱が、誂えたようによくうつる
お祝いに頂いた鉢も、
ここに置くことを想定して? と思う程に似合う
たくさんのお祝い、ありがとうございます
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最後の最後に、
メニュー板に赤い色を塗ってほしい、と言うと
「赤、買ってあります」
何で~? と二人でびっくりし、笑った
プロフィール

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