半年前のオープン以来、いつか訪れたいと思っていた。
準備段階のメルマガ「能登カフェ企画」の頃から。
それというのも、
計画通りに順調に進んでいるのではなく(失礼)、
周りを巻き込みながらいつの間にか物事が進展している、
という様子が非常に興味深かったため。
たぶん店主のお人柄だろうと思っていた。
HPを覗けば、
経済的な成功ではなく、存在の意味を求めていること、
周囲に受け入れられ、そして影響を与えていきたいと
考えておられる様子が伝わってくる。
とても誠実で、我は張らないが意思が強く、
イメージ通りの「能登の女」だ。
その能登カフェに、今日の夕方、ついに訪れる。
能登島は思っていたよりも広い。
えの目の集落を通り抜けてしまい、
だんだん不安になって来た頃、お店はあった。
セットバックした民家で、看板はない筈、
とブログで得た情報を頼りにたどりつく。
迎えてくれるのがハリーくんか…!
と思いながら、そしらぬ顔で奥へ入る。
(相方はその賢げな様子にめろめろ)
そしてさりげなーく周囲を見回す。
建具や家具はできるだけ民家時代のまま。
メニューはできるだけ能登のものを使って。
ぜんぜん無理なく、漁村に憩いの場がある。
方向性としては、珈琲が飲める舟小屋のように。
それに加えて、
思わず「自分も関わりたい→何か出来るかも」
と思ってしまう、そんな雰囲気がある。
開放的なのかな。私も巻き込まれたい。
石川特産五郎島さつまいものムース、
レモングラスのシフォンケーキ、
そして、
能登の珈琲焙煎屋クラムボンのコーヒーを選択。
相客のおこさまがたが暴れている。
木の床で跳ねる。築百年の民家は、
そういう仕様にはなってないと思うぞ。
あんなにもの静かだったハリーが吠える。
何事かと店主が見れば、外のテーブルで子供、跳ねる。
(おいおい)
店主は親に注進しなければならない。
全く、外に開かれたスペースというのは何者が来ても拒めない。
それでもにっこり、店主はお見送りだ。
そんなことよりもっと避けがたいわずらわしさも、きっと。
日曜日の午前中に外のテーブルでムースを食べる常連さん、
コーヒーを注文する小学生たち、
能登島への移住を夢見ている人たちのために、
そして何より、
能登島発の何かをと思っている自分と大勢のために、
今日もにっこり働いていると思う、千さん、と皆さん。
がんばってください。お体は大切に。
能登カフェでは能登島にある窯のカップ(什器もこれ)、
農産物など、地元に縁ある品々も扱っている。
私は七尾の和蝋燭と燭台を選んだ。
今、テーブルの上でほっこりと冬のあたたかさを演出中。
ホワイトチョコレートのようにこっくりあたたかい白。
単色の赤には、金色のペンで雪の結晶を描き入れてみた。
赤と金で、ちょっと中国寄りのクリスマス風味になった。
能登、大陸に近いもんね、と自分を納得させる。
能登に雪が降る前に、もう一度行きたいな。
準備段階のメルマガ「能登カフェ企画」の頃から。
それというのも、
計画通りに順調に進んでいるのではなく(失礼)、
周りを巻き込みながらいつの間にか物事が進展している、
という様子が非常に興味深かったため。
たぶん店主のお人柄だろうと思っていた。
HPを覗けば、
経済的な成功ではなく、存在の意味を求めていること、
周囲に受け入れられ、そして影響を与えていきたいと
考えておられる様子が伝わってくる。
とても誠実で、我は張らないが意思が強く、
イメージ通りの「能登の女」だ。
その能登カフェに、今日の夕方、ついに訪れる。
能登島は思っていたよりも広い。
えの目の集落を通り抜けてしまい、
だんだん不安になって来た頃、お店はあった。
セットバックした民家で、看板はない筈、
とブログで得た情報を頼りにたどりつく。
迎えてくれるのがハリーくんか…!
と思いながら、そしらぬ顔で奥へ入る。
(相方はその賢げな様子にめろめろ)
そしてさりげなーく周囲を見回す。
建具や家具はできるだけ民家時代のまま。
メニューはできるだけ能登のものを使って。
ぜんぜん無理なく、漁村に憩いの場がある。
方向性としては、珈琲が飲める舟小屋のように。
それに加えて、
思わず「自分も関わりたい→何か出来るかも」
と思ってしまう、そんな雰囲気がある。
開放的なのかな。私も巻き込まれたい。
石川特産五郎島さつまいものムース、
レモングラスのシフォンケーキ、
そして、
能登の珈琲焙煎屋クラムボンのコーヒーを選択。
相客のおこさまがたが暴れている。
木の床で跳ねる。築百年の民家は、
そういう仕様にはなってないと思うぞ。
あんなにもの静かだったハリーが吠える。
何事かと店主が見れば、外のテーブルで子供、跳ねる。
(おいおい)
店主は親に注進しなければならない。
全く、外に開かれたスペースというのは何者が来ても拒めない。
それでもにっこり、店主はお見送りだ。
そんなことよりもっと避けがたいわずらわしさも、きっと。
日曜日の午前中に外のテーブルでムースを食べる常連さん、
コーヒーを注文する小学生たち、
能登島への移住を夢見ている人たちのために、
そして何より、
能登島発の何かをと思っている自分と大勢のために、
今日もにっこり働いていると思う、千さん、と皆さん。
がんばってください。お体は大切に。
能登カフェでは能登島にある窯のカップ(什器もこれ)、
農産物など、地元に縁ある品々も扱っている。
私は七尾の和蝋燭と燭台を選んだ。
今、テーブルの上でほっこりと冬のあたたかさを演出中。
ホワイトチョコレートのようにこっくりあたたかい白。
単色の赤には、金色のペンで雪の結晶を描き入れてみた。
赤と金で、ちょっと中国寄りのクリスマス風味になった。
能登、大陸に近いもんね、と自分を納得させる。
能登に雪が降る前に、もう一度行きたいな。